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青い軌跡〜La route bleue 2 第3章 – ライン川からバイエルン

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雄大なライン川のほとりで

幾重にも折り重なる丘の陵線。その一面に深緑のブドウ畑が広がっています。アルピーヌ A110 プルミエール エディションが辿り着いたのは、ドイツ最大のワイン生産地ラインヘッセン地方の“キューリング・ジロー・エステート”。この醸造所では、リースリングから生まれる芳醇な白ワインを、19世紀から変わらず作り続けています。

雄大なライン川のほとりで

代々女性たちの手によって守られてきた歴史あるワイナリー。現在のオーナーであるカロリン・シュパーニア・ジローは、ガイゼンハイム大学でブドウ栽培・醸造を修学した後、先代から6ヘクタールのブドウ畑を受け継ぎ、毎年農地を拡大しながらワインの生産を続けています。

 

ごく一部のトップシェフにしか提供されることのない最高級ワイン“グランクリュ(ブドウ畑格付けランク最高位)・ペッテンタール”のブドウ畑を見学することができるのも、この場所を訪れた人だけの特権です。

「良いワインとは、味や見た目を超えた特有のエレガンスを纏い、我々に新鮮な喜びをもたらしてくれる感情的な作品です。その点においてワインと名車はよく似ていると、私たちは考えています。」

The Alpine A110 Première Edition

The Alpine A110 Première Edition

深い緑に包まれた丘陵地や森林を縫うように走る青いスポーツクーぺ。この道を走るために生まれてきたかのように、バイエルン地方の美しい景観の一部となっています。

アルピーヌ A110が向かっているのは、世界有数のアルピーヌコレクターであるユルゲン・クラウスのもと。彼は60年代半ばにアルピーヌ ベルリネットと恋に落ち、以来30年間ブランドとの関係性を深めてきました。
ユルゲンは自らの手で作り上げたアルピーヌ・ラボ(ガレージを改装したワークショップ)の中で、歴代のレーシングカーをレストアしてきました。

 

彼のスタイルは、歴史を彩ったオリジナルモデル、そして創始者ジャン・レデレの想いに忠実にレストアすること。そのために彼が蓄えた歴史的・技術的な専門知識は、誰よりも深いものとなりました。そうすることで1965年のアルピーヌ 1100 ツール・ド・フランスを始めとする様々なクルマを現代に蘇らせてきたのです。

彼のコレクションには、1968年のラリー・ヴルタヴァで優勝を飾ったアルピーヌ A110 8号車の姿もありました。このクルマこそ、新型アルピーヌ A110 プルミエール エディションの原型とも言えるモデルなのです。

 

新旧モデルの邂逅を経て、アルピーヌ A110 プルミエール エディションは再び走り出します。中世の街並みと長閑な田園風景の中、ロマンチック街道でコンタンス湖を目指します。